日の丸カラーのユニフォーム

最近、サッカー日本代表の新しいユニフォームが発表されました。今回も青を基調としたものになっています。代表チームのユニフォームは、多くの国が国旗の色をベースとしているのを知っていますか?各国のユニフォームを見ると日本代表のユニフォームは、国旗とは全く異なる色を使用していますね。では、過去に日の丸カラーのユニフォームが採用されていたことはあるのでしょうか?サッカーでは、日の丸カラーはあまりいい結果を残していません。1988年に横山ジャパンが誕生した際、日本代表フォワードだった前田治(横浜F)がモデルとなって、代表のユニフォームが赤色になったことを発表しました。ユニフォームに日の丸カラーの「赤」を基調にしたこの頃は、それまで赤を使用していた韓国が青となったので、とても紛らわしくなっていたんです。バルセロナオリンピックや、イタリアW杯予選の国際大会でも赤色のユニフォームで負け続けたんです。そこで、90年代に入り、川淵チェアマン(現キャプテン)が強化委員長を兼任したとき、「日の丸に最も映えるのが青」という決断をし、今日のジャパンブルーが誕生したんです。青地に炎のエンブレム模様のユニフォームに変更されて以降のコンセプトは、以下のとおりです。「青」・・・日本の国土を象徴する空と海の色、スピード感。「白」・・・チームワークの信頼感、フェアプレー精神の象徴。「赤」・・・炎、日の丸の赤、熱い血潮。


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